きっかけ

飲食店を開きたい、そう考えたのは2003年10月。
しかし何も行動しない日々が続き、
正確には何をしたらいいのかわからない日々が続いたのです。

ただ食品衛生責任者の資格だけを取得し、
何がしたいのか自問する日々が2004年夏まで続きました。

ある時、夕飯にカレーを作っていたとき市販のルー以外に
スパイスを加えたところ驚くほどにおいしくなっていました。

そこから味の探求の日々です。
カレーってすんごい奥が深い、しかも好きな人が多い
→これを商売にしたら稼げるのではないか？

こんな感じでカレー屋で独立したいと思うようになったのです。

問題点

しかし、飲食店を作りたいと思っても”金がない”
今、住んでいる付近でも飲食店のテナント料は最低10万以上、
たまに5万円くらいもあるけど立地条件が悪い。

さあどうする、何年か金を貯めれば開業資金は貯められるだろう。
でもそれじゃいつできるかわからない。

このモチベーションが消えてしまうのでは？
出口の光のない暗闇で迷ってしまった感じに陥りました。

分岐点

ここまで読んでいただくと、”この人すんごい焦ってない”
って思う方もおられるかもしれませんが、
はっきり言って焦ってます。

実は今、自分は大学4年生
。周りでは就職難の中、必死にがんばっている。
内定もらった者、公務員受かった者....

じゃあ、自分はどうするよ？？って考えたとき、
”来年の春（2005年4月）から商売したい”と思ったのです。

いろいろ迷いました。就職活動するか？大学院に行くか？
公務員試験勉強するか？留学するか？

多くの選択肢があったのは、私は理系の大学におり、
まわりで”大学院”に行く人も多く、自分も今の研究が好きだったので
続けてもいいかなと思ってました。

また、開業資金を貯める為にとりあえず”就職”してもいいかも。

”公務員”というのは、高校教師の免許をせっかく取ったんだから
がんばってもいいんじゃない？という気持ちから。

”留学”というのは、今研究でついている先生のコネで
タイの大学に留学するのがさほど難しくないという状況があったからです。

決定打

いろいろな選択肢を選んでいる中で、心の中にモヤモヤとしたものがずっとあったのです。

それはやはり”独立”だったのです。

こんな気持ちのまま、大学院、就職、留学、先生といずれを選択しても、
ずっとモヤモヤは消えないのではないか？

と車を運転していて思ったとき、”俺にはこの車がある”と思ったのです。

幸い車内も広い”HONDAのVAMOS”に乗っていたので、
”この車でいけるんじゃないかな？”と思ったのです。

そこからは探求の日々です。